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例:直近限月の6月限の価格 16,000円
9月限の価格 16,100円
この場合、直近限月の6月限を16,000円で買い建て、9月限を16,100円で売り建てます。
現在の限月の価格差(サヤ)は100円ですね。
そして6月限が16,050円になり9月限が16120円(価格差が70円)になったので、両方の建て玉を決済しました。
6月限の買い建て分 16,050−16,000=+50
9月限の売り建て分 16,100−16,120=▲20
・合計損益 +30円
(サヤが100円から70円に縮小したので利益がでました)
上記のように、この取引において注目するのは「価格差のみ」です。
いくら両方の限月が急上昇(暴落)したところで、価格差が変わらないということは損益も変わらないからです。
上の例はカレンダースプレッド取引の例ですが、インターマーケットスプレッド取引についても考え方は同じです。
上記の説明でトップページのサヤ表の利用法が少しでもわかったもらえたら幸いです。
具体的な使い方はここでは控えますので、ご自分で研究してみてください。研究材料に下記の書籍を参考にするのもよいですよ。
チェックポイント 価格が急騰しても、急落しても関係ないスプレッド取引はやはり魅力的! |
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